ねぎ（葱） - 海の幸・山の幸・四季彩りの旬の食材

ねぎ（葱）旬は秋から翌春にかけて
ねぎは東洋を代表する野菜ともいわれ、各地に風土と好みに合った品種があります。
関西では根元に土をかぶせず緑の部分の多いものを作って全体を食べます。
関東では根元に土をかけて白い部分を多くし、この部分だけを食べます。
春ねぎより冬ねぎのほうが甘味が強く、美味です。栄養成分とその働き
薬味は、ねぎを薬として食べたことが語源といわれるほど薬効に富んだ食材です。
ねぎ特有の刺激臭・硫化アリルは、ビ夕ミン B1 と結合してアリチアミンとなり、体内でのビタミンB1の吸収を助け、疲労回復に役立ちます。

鮮度の見分け方
白と緑の部分の区切りがはっきりしているもの、青葉の部分が真っ青なのが良品です。
万能ねぎは、葉先が茶色のものは鮮度が落ちているので、根深ねぎはかたくしまって弾カがあるものを選びます。
巻きのゆるいものは、なかに土や砂が入っている可能性があるので注意します。
調理のコツ鍋物やみそ汁の材料湯豆腐などの薬味にも欠かせませんが、ほかの弘材料の癖を消したリ、料理の風味づけにも重宝します。

保存の知恵
泥つきねぎは、新聞紙で包んで冷暗所に。洗いねぎは半分に切り、養分を奪う根もカット。それを少し湿らせた新聞紙で包み、さらにポリ袋入れて、冷蔵庫へ入れて保存します。
長期保存する場合は、小ロ切りにした後、ふきんに包んで湿りけを取ったうえで、フリージング用の袋に入れて冷凍庫に入れます。

簡単薬膳レシピ
かぜのひきはじめに、長ねぎの白い部分約１０センチほどを小ロ切りにし、みそ小さじ一弱を加え、熱湯を注いで飲むと、体を温めて回復を助けます。